100円ショップの大手「ダイソー」で購入した回転繰り出し式の油性ボールペン。しかし、どこかで見たことあるような形をしている。
アメリカに、ボールペンで有名な高級筆記具メーカーに「A.T.クロス」という会社がある。クロスの創業100周年を記念して発表されたデザインのセンチュリーという有名なシリーズがあるのだが、そのボールペンとまさに瓜二つなのである。しかも、このダイソーのボールペンに使われているリフィルはクロスのボールペンに適合するらしい。狙って作ったとしか思えない。リフィルの方は少々のがたつきなどの作りの雑さがあり、書き味も高級リフィルには劣るが100円ボールペンとしては上々の出来だと思う。ちなみにこのボールペンは売り場では、吊るされているのではなく高級ボールペンの如くケースに収められて売られている。
インターネットで検索をかけてみるとちょっとした情報が見つかった。生産地は東南アジアらしく企業などのちょっとした宣伝用土産に使われたり、日本だけでなく欧州のスーベニアショップでも観光地の名入れで付加価値をつけて売られているらしい。
使ってみて許容範囲と感じれば、クロスのボールペンを使っている方にとってはリフィル取りに便利。ただリフィルだけとると残った本体はただのゴミになってしまうのだが。
市場で最も安い万年筆ということになるのだろうか、ダイソーで105円で売られている万年筆、名前はインクペン。万年筆として売り出しているわけではないが機構はしっかり万年筆の構造を持っている。メーカーはセーラー万年筆で万年筆ではプロフィットシリーズが有名である。左利き用の万年筆も日本で唯一生産しており、気になっている。
インクペンに話を戻すと、セーラーのカートリッジが使用可能で、ダイソーにも青と黒の2色が置いてある。書き味はというと、万年筆とはちと違う。ペン先にペンポイントがないためカリカリと書く感じになるため、どちらかというとボールペンに近い。
以前、ペンポイントがついたインクペンがあったらしいのだが、私の近所のダイソーでは見たことが無い。
ダイソーで売られているゲルインキボールペン。メーカーはプラチナ社。万年筆風のお洒落な外観で本体のカラーも豊富。定価は300円の商品。
残念なことに、もともとのリフィルが余り良くない。少しがりがりとするし掠れがでたりする。そこで探すのが代替となるリフィルである。検索をかけてみると、結構情報が載っている。3つほど紹介。
1、ぺんてるのハイブリッドノック式のリフィル（XKFRN5）が、芯の後ろを削ると入る。
2、三菱鉛筆のユニボールシグノのノック式のリフィル（UMR-85N）。
3、SARASAのノック式の0.5（JF-0.5）。
これだけ代替品があれば、自分の好きな書き味、色と出会えるはず。
ダイソーにある使い捨て万年筆。メーカーはプラチナ社。セーラーのカートリッジ式万年筆と違って使い捨てだが、ペンポイントがついてるので滑らかな書き心地である。かすれもなく、程よいインクフローだ。使い捨てであることが残念。しかし世の中、粘る人はいるもので、再利用している人もいるらしい。その方法を紹介。
1、尻のフタを外して、中からフェルトの入ったストローをとり出す。
2、フェルトに、万年筆用のインクをスポイトを使って染み込ませる。
3、元に戻す。
本来の定価は200円。イーペンとはどういう意味でつけられたのだろうか？
ダイソーで購入した、ライト付きボールペン。尻のねじを回転させるとキャップ部分が光る。所詮は100円の光。実用には程遠い光量。さらには、ボールペンとしてもリフィルの粘性が強く、かすれがひどく、書き出しもインクが出ない。ただの面白文房具のようだ。
ダイソーで購入した修正液。余り修正液は使わない（万年筆は基本的に2重線で消す）ので2年ほど前に買ったのがまだまだ使える。一番小さくてコンパクトな物を選んだ。
鉛筆用のキャップである。ダイソーで購入した。鉛筆をペンケースに入れておくと汚れが気になる。また、せっかく削った鉛筆も衝撃で折れてしまうのでそれを保護するためにつけている。
プラチナ社のノック式消しゴム。今や消しゴムも出番が少ないのでノック式が丁度良い。
ダイソーで買ったセーラーの三色ボールペン。100円均一にありがちな、粘性の強く、発色が悪いリフィルではなく、書き心地は滑らかで、発色は鮮やかだ。価格帯を問わず、機構的にマルチペンは壊れやすい物だが、丈夫でノックや繰り出し機構の不具合もない。
システム手帳のカバー。ビニール製。格好は良くないがかなり多機能である。リフィルはミニ6穴が対応。ペンホルダーに複数のポケット。チャックで開け閉めできる小物入れのスペースまである。システム手帳として使ってはいないが、ちぎったメモを保管したりしている。
