ファイロファックス(fILOFAX)のクロス ミニ

ファイロファックス(fILOFAX)

画像(ファイロファックス)

「ファイロファックス」,それはまさにシステム手帳の代名詞である。

きっかけは,英国軍人ディズニーの発送であった。アメリカでルーズリーフ式ノートの存在を知った彼は,サンプルを持ち帰り,バインダーシステムの製作を友人のウィリアム・ラウンスに依頼。翌年には,ラウンスとポスィ-ン・ヒルの2人によって,ノーマン&ヒル社が設立された。

ファイロファックスと名づけたのは,ラウンスの秘書をしていたグレース・スカール。彼女は,ロンドン大空襲によりオフィスが放火した直後でも自宅に持ち帰っていた顧客名簿を頼りに注文取付けるなど復興に力を注ぎ,後の社長となった。

「fILOFAX」と頭文字が小文字なのは,社名を変更したときの,タイプの打ち間違えで偶然であった。それがかえって印象的だったので,そのままロゴデザインに採用された。

画像(ファイロファックスのクロス ミニ)

クロスに入ったステッチが印象的な,クロスシリーズ。色はチョコ。ミニ5穴タイプである。革は硬めで,手で押さえていないと,閉じてしまう。

画像(ファイロファックスのクロス ミニ)

この手帳の特徴。札入れとジップポケット。つまり財布兼手帳といった使い方が出来る。常に手帳が無いと不安な私にとっては重宝。ミニ5穴で小さいが,厚みはそこそこあるのでスーツの内ポケットには向かない。私は,仕事では食事に行ったり,他部署に行ったりで机を離れるとき,家ではちょっくら近所のコンビニなどに出かける時に持ち歩いている。

画像(ファイロファックスのクロス ミニ)

中身はファイロファックスの純正リフィル。記入スペースが小さいので,スケジュールを簡潔に記入する位しかできない。やはりバイブルサイズくらいの大きさが良いのだが,バイブルを持ち歩く新入社員も生意気に見えるようで遠慮がち。


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