イル・ビゾンテ(IL BISONTE)のシステム手帳

イル・ビゾンテ(IL BISONTE)

画像(イル・ビゾンテのシステム手帳)

イル・ビゾンテというメーカーのシステム手帳。バインダーサイズはミニ5穴で,内部にはジップ開閉できる小物入れが付いている。色はダークブラウン。以下に,イル・ビゾンテについて公式サイトより,引用。

1945年にベネチアの近くで生まれたワニー・ディ・フィリッポは,父と同じカラビニエーリ(軍服を着て馬に乗ったイタリアの警官)や車のパーツの販売を経験しながらパリのアートスクールの通信講座でアートを学んだ。
そして妻のナディアの親戚のバッグ工場で技術を学んだ彼は,ユニークなデザインを職人気質でバッグという形にし,水牛マークをつける。
1969年,フィレンツェの高級店街から一本入ったパリオーネ通りにワニーと妻のナディアは小さな革製品の店を出し,注文に応じて地下室でバッグやベルトを作っては売っていた。
やがてフィレンツエの他のお店からもオーダーが入るようになり,その中のひとつで彼等の友人のいた『プリンチペ』に置いたことから,アメリカ人のバイヤー等の目にとまり,少しづつパリやアメリカなど世界に拡大していった。
1990年には同じ通りの現在のショップの場所に少し大きくなって店は移り,今でも69年に始めた頃と同じ革の匂いを漂わせている。また現在では,本拠地フィレンツェをはじめミラノ,ニューヨーク,更にはカナダ等各国主要都市にショップをもっており本物志向のファンに愛され続けている。

使用用途

画像(イル・ビゾンテのシステム手帳)

中身はこのようになっている。なかなか売っていないが,リフィルは市販のミニ5穴用と互換性があり,カードケース,ペンポーチ,ジップ付き小物入れが付いている。

使用用途は専らメモである。アドレスやスケジュール管理までこれでしようとは思わない。ポケットサイズなので,カードケースに社員証と給与振込口座のキャッシュカード,クレジットカード1枚,バインダーにカンナビスをつけて,ロッカーの鍵も一緒にまとめる。そしてジップの中には小銭と2千円を入れておいて,制服の胸ポケットに入れていつも携帯している。ペンポーチの中には,システム手帳でラミー2000から役目を奪われたパーカーのデュオフォールドを入れる。

トイレや,食堂,少し席を離れるようなときもペンと紙が無いと不安である。かといってバイブルサイズの手帳をトイレにまでいちいち持ち歩くのも滑稽なので,これがとても役に立っている。また,家に帰っても,近くのコンビニにちょっと出かけるときなどもこれ一つで十分な感じ。

イル・ビゾンテ,財布も持っているが,値段の割りに所有欲を満たしてくれる雰囲気を持っている。お気に入りの道具が近くにあると少しは仕事も楽しいし,熱が入る。

画像(イル・ビゾンテのシステム手帳)
06/10/22 初稿

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